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    「制動」(「尖り」・完)

     朋香の秘部に呑み込まされた肉棒が時折脈動し、体奥に甘い刺激を送り込んでくる。それに呼応して屹立したものを秘肉が締め付けてしまい、太さを実感させられてしまう。
    「あんっ、辛い……」
    「何が辛いんだ? こんなにキュッキュ、キュッキュと締めてきてるくせに。おれのチ×ポ、どんどん熱くなってきたぞ」
     蝋燭とバイブの複合責めで何度となく絶頂に追いやられた後、いったん縄を解かれた朋香は床に倒れ伏した。その後、まだ頭が朦朧としている最中に長襦袢を脱がされ、再び後ろ手に縛り上げられた。乳房の上下を締め上げられると、乳首がまた充血してくる。尻や脚に蝋涙が残した縄付きの裸身を引き起こされ、ベッドに仰向けに寝そべった上橋の股間に跨がらされた。騎乗位で熱い屹立を味わおうとしたところ、「動くんじゃない」と尻を叩かれて静止させられた。
    「ああ、いつまで我慢すればいいんですか……?」
    「おれがいいと言うまでだ。じっくりと味わうんだよ、チ×ポをな」
     上橋は朋香の腰を両手で抱え込み、動かないように固定している。挿入しながら暫くは抽送は行わない「ポリネシアンセックス」を行っているのだ。残念ながら、そのような性技の存在を知らなかった朋香にとっては、単に焦らされているとしか思えない。
    「もう……動いていいですか?」
     上坂の返事を待たずに腰が前後に蠢きそうになると、尻に鋭い痛みが走った。枕元に置いた細長い棒で叩かれたのだ。
    「これ、よくしなるんだよ。思いっ切り叩いたら、骨にも響くぞ」
    「ごめんなさい、許してぇ……」
     朋香の黒目がちなまなじりから涙がこぼれ落ち、滴が長く伸びた乳首に落ちた。それを慰めるかのように、上坂の指が乳輪のあたりを這い回る。切ないような刺激が背筋を走り、肉棒を思わず締め付けた秘肉が、居たたまれなさに粘っこい涙を湧き出させる。
    「ひいっ」
     両方の乳首が悪戯な指に擽られ、揉み転がされる。腰が律動してしまわないように、刺激を何とか堪える。しかし、快楽を堪えた分だけ性感は余計に膨れ上がる。朋香は上体を上坂の胸に預けて刺激をやり過ごそうとした。
    「そうすればオマ×コの違ったところが気持ち良くなるとでも思ったのか、あん?」
     上体を腕ずくで元に戻された後、尻と脚がまた叩かれ、肌に残された蝋涙の破片が飛び散るのが見えた。
    「痛いっ!」
    「ならこうしてやるか?」
     後門に指の腹を押し当てられ、揉み込まれた。
    「ダメえ、そこはイヤっ」
    「イヤとか言いながら、また締まってくるぞ、朋香のオマ×コ。尻の穴をほじくられて涎垂らして喜んじゃって」
    「だって、我慢できない……」
    「スケベ。今度は後ろも調教してやろうか?」
    「それだけはイヤだってばあ……」
     知らず知らずのうちに、肉棒を咥え込んだ朋香の腰はうねるような動きを示している。不意に上坂の腰が突き上げられた。
    「ああっ!」
     二度三度と突き上げが続いた。朋香は顔を天井に向けて腰を小刻みに震わせた。暫くして顔をがっくりと伏せながら、肩を上下させて荒い呼吸を繰り返す。
    「逝くときは逝くって言わなきゃダメじゃないか」
    「だって……あんっ、たまんないっ! また逝くっ」
     汗に濡れた髪の毛を振り乱し、またもや絶頂に突き上げられた。乱れた呼吸を整える間もなく、今度は頭と両膝をベッドに付け、尻を持ち上げた格好にされる。いったん引き抜かれた肉棒が再度秘裂に押し入ってくる。
    「あああっ、気持ちいいっ。あん、痛いぃ……」
     腰を大きく前後に抽送しながら、上橋は朋香の尻を平手で叩いている。その度に走る痛覚が、秘肉を擦り立てる強烈な刺激の薬味となって作用する。もう片方の手は乳首や肉芽を弄り回す。朋香は荒い息を吐きながら、汗まみれの身体を悶えさせた。
    「ああ、もっと叩いてっ! 突いてっ! 突いてぇ……」
     朋香の大きく背中が仰け反った。上坂も耐えられず、抽送の速度を速める。どんどん滑りのよくなる秘肉がさらに収縮する。二人が同時に達するのはもうすぐだった。

    (了)

    「熱涙」(「尖り」②)

     朋香は再び目隠しをされ、床に俯せにされた。
    「もっと尻を上げるんだ」
     頭を床につけたまま腰を持ち上げられた。四つん這いで、頭と両膝の3点で身体を支える格好だ。長襦袢の裾を引きはだけられ、丸出しの尻が直接空気に触れる。最も恥ずかしい部分をさらけ出されている。
    「相変わらずムッチリとした形のいい尻だな」
     勤務先の会社で、通りすがりに朋香の尻をイヤらしい目で眺め回す役員がいるのを思い出し、妙な羞恥心が湧き上がる。
    「それに、オ×ンコが朋香の汁で覆われてるよ。さっき拭いてやったばかりなのに」
     揶揄が耳に入った瞬間、内股を熱い粘液が滴るのを感じた。思わず顔を捩る。ビニールのような感触がした。すると、尻に熱を感じた。
    「あんっ」
    「朋香の尻を真っ赤に染めてやるからな」
     尻に点々と熱い滴が垂らされる。蝋燭で責められるのは初めての経験だった。
    「いやんっ、熱いっ。許してえ……」
    「お仕置きだって言ったろ? この熱いのがいいんだよ。でも、火傷するほどじゃないはずだぞ」
     蝋涙は尻だけでなく、剥き出しになった太腿やふくらはぎを襲ってくる。腰を捻って避けようとする。だが、後ろ手に縛られた格好では、この熱を逃れる術はない。
    「あんまり動くとせっかくの長襦袢が蝋まみれになるぞ」
     尾てい骨のあたりに?涙が落ちてくる。それが固まりきらないうちに、新たな蝋涙が垂らされる。熱い滴が柔肌の上に重なってくるのは、今までのような甘い責めではなく、拷問に近い。「熱い、ダメっ」と小さな悲鳴を上げながら、朋香は四つん這いの身体を跳ねさせた。すると、上橋の指が秘核を転がしてくる。
    「止めてえっ」
    「朋香のマン汁でヌルヌルだぞ、クリちゃん。指が滑っちゃうよ」
     ずん、と指が秘裂に押し入ってきた。内部の肉壁が指先で弄られる。その間にも蝋涙は尻を襲ってくる。体内で高まってくる強烈な快感を逃そうとしても、できるのは上体が少し反り返させることだけだ。
    「今度は表だ」
     身体が仰向けに横たえられる。長襦袢の前袷を思いっ切りはだけられ、乳房と腹が露出させられる。臍のあたりに熱さが走る。
    「あうっ!」
    「臍が気持ちいいんだよな」
     上橋にそれを話した覚えはないのに、性感帯を把握されているのが恥ずかしかった。腹のあたりに蝋の雨を降らされる中、乳首が摘ままれる。
    「んっ……」
    「乳首もコリコリじゃないか」
     直後に乳首が熱に襲われた。
    「いやあっ! おっぱいは止めてっ」
    「蝋燭でおっぱいの型を取ってやろうか?」
     目隠しが取り去られる。目の前で密かに形の良さを誇っている乳房に蝋涙が降り注がれる。熱が身体の芯に響く。蝋燭に負けないくらいに朋香の性感は燃え盛ってきた。
    「おっぱいに垂らされるのも悪くないだろう?」
     と言いながら、蝋燭は脚を襲ってきた。足の甲や爪先も熱せられる。その感触も悪くはなかったが、乳房への蝋燭責めに比べると性感への訴えは弱い。朋香は膝を折ったり伸ばしたりしながら、腰を捩った。蝋涙は次第に脚から太腿に移ってくる。
    「ふふふ、今度は蝋燭で朋香のオケケを焼いてやろうか、あん?」
    「それだけは許して……」
     その間にも蝋涙は脚を遡ってくる。朋香は身体を左右に捻って抵抗する。
    「しょうがないな、これでも咥えてもらおうか」
     秘口を太いもので押し広げられた。
    「おれのものなんかより逞しいだろ、これ?」
     バイブの先端が秘裂の入口あたりを小突く。小刻みに抽送はされているが、奥には届きそうもない。再び臍に蝋涙が降ってくる。朋香は無意識に腰を蠢かせ、バイブをさらに深いところに迎え入れようとしていた。
    「あん、もっとっ」
    「もっと蝋燭が欲しいのか?」
    「違うの、意地悪しないでえ……」
     気付かぬうちに涙声になっていた。
    「何が意地悪なんだ?」
     淫具の先端が体奥に突き立てられる。腰がひとりでに浮く。すると待ち望んでいた先端は引き上げられる。いつの間にかスイッチを入れられ、振動とうねりが秘裂の入口に押し付けられる。甘い痺れが秘核に及んでくるが、真に刺激を欲している部分のもどかしさが募ってくる。
    「いやっ、おかしくなっちゃう……。もっと壊してっ! 狂っちゃいたいっのぉ」
     腰が淫らに舞っていることにすら気付かなかった。途端に体奥が振動に晒された。
    「これが欲しいのか?」
    「うぐっ……」
     頷く間もなく腰が跳ね、下半身が痙攣に襲われた。奥まで呑み込まされた淫具が大きく抜き差しされ始めた。
    「逝くって言わなかったな。ずっとこうしてやる」
     乳房に蝋涙を垂らされながら、バイブが抽送される。それに合わせて腰を振り、蝋燭同様に熱い粘液を滴らせながら、朋香は叫んだ。
    「い、逝くっ……。逝っちゃうっ! ああ、もうイヤっ」
    「イヤと言いながら何度逝っちまうんだ? お望み通り狂わせてやるぜ」
    「死んじゃう……」
     バイブの振動が強められた。後ろ手縛りの身体を悶えさせながら、朋香は飽くなき絶頂を貪るしかなかった。バイブを操作する上橋の手は、淫液まみれとなっていた。

    「主演」

     今日連れ込まれた渋谷のラブホテルの部屋には、洗面所以外に鏡はなかった。由梨恵はそのことに、内心では胸を撫で下ろしていた。30過ぎで出産経験はなく、スレンダーな体型に崩れがないことを密かに誇りに思っていたが、自らの縄付き姿を鏡に映されたまま、身体中を嬲り回されるのは恥ずかしい。
     まして、由梨恵より2―3歳年上のこの高尾という男は、年齢に似合わず性感のツボを突いた老獪な責めを繰り出してくる。髪の毛を掴まれ、鏡に映る自らの顔を見せられながら、絶頂を告げる言葉を叫ばされたこともあった。逢瀬は今回で3回目でありながら、由梨恵は高尾の縄と責めに心身を蕩かされつつあった。
    「今日は鏡がなくて残念だと思ってるんじゃない?」
     高尾は笑った。風呂で入念に洗った身体に薄桃色のブラジャーとお揃いのショーツだけを身に着けた由梨恵を、ベッドの上で高手小手に縛り上げた高尾は、両足首を交差させて拘束する。余った縄を背中に通してゆるい胡座縛りを施す。
    「うん、あんまり意地悪されなくて済むかなって」
     肩のあたりまで伸びた髪を触る優しいタッチに、丸い目を細めながら由梨恵は答えた。ベッドの頭側の壁を背にした高尾に耳朶を甘噛みされながら、わき腹や内腿を撫で回されると、充血しつつある乳首がブラジャーの裏地に擦れる。思わず甘い声を漏らしそうになる。
    「その代わり、今日はこれだよ」
     高尾はベッドから降り、ベッドの傍に立てかけられたキャリーバッグから取り出したDVDを、由梨恵の正面の壁に設置された液晶テレビの下にあるデッキに挿入した。リモコンを操作すると、薄紫色のブラウス姿で後ろ手に縛られ、下半身はM字開脚縛りにされた由梨恵が、テレビ画面の中で俯いていた。
    「やだっ! 恥ずかしい……」
     先日の逢瀬で撮られた動画だった。由梨恵は撮影を嫌がったが、縛られていては抵抗のしようがない。バスローブ姿の高尾がホテルの部屋の床に座らされた由梨恵の背後に取り付き、ブラウスの上から乳房を撫で回している。やがて、ブラウスの前をはだけられ、上下を胸縄に挟まれて飛び出したCカップの乳房が剥き出しになると、充血した乳首が摘まみ転がされる。
    「あんっ!」
     画面の中の動きと軌を一にするように、乳首を触られた。もの凄く敏感になっている気がする。耳穴に息を吹きかけられながら、指の腹で乳首の先端をリズミカルに転がされると、思わず腰が動きそうになった。
    「ほら、ちゃんと視るんだよ。下手なAV女優なんかより、よっぽど生々しくて魅力的だろう?」
    「イヤだ……」
    「パソコンでエッチな動画視てオナニーしてるんじゃないのか? 自分が主演してるAVの方がオカズになるだろう」
    「そんなことしてません!」
    「嘘つけ、ネットにあるSM動画視て、縛られたいって思ったくせに。でも、縛られてちゃオナニーできないよな?」
     図星だった。そうした動画に触れ、思春期から内に秘めていた緊縛への憧憬を呼び覚まされたのだ。それがなければ、この男と知り合うこともなかったはずだ。
    「けど、まだおれは風呂に入ってないんだ。その代わり、これでオナニーしてる気分になるんじゃないかな?」
     高尾はブラカップから由梨恵の乳房を掴み出して両乳首にピンクローターの振動子を医療用テープで貼り付けた。ローターのスイッチを入れ、ブラジャーを元に戻す。
    「ああっ、イヤァ……」
     乳首への振動が身体の芯にも響いてくる。だが、肝心の所への刺激はない。それが物足りなくて仕方ない。シャワーなど浴びなくてもいいから、より直截的な責めを……との思いはもちろん口には出せない。
    「ロクに身体も洗わないままじゃ、失礼だからな。エロ動画楽しみながら待ってるんだぞ」
     高尾はバスルームに消えた。テレビ画面からは自らのはしたない声が響いてくる。恐る恐るそちらに目を向けると、由梨恵は乳首を刺激されながら、もう片方の手で肉芽を愛撫されていた。
    「あんっ、気持ちいいっ」
     目の前で三脚の上に乗ったデジタルビデオカメラが自らの痴態を冷徹に記録しているにもかかわらず、由梨恵は頭を仰け反らせてのたうち回っている。恥じらいも忘れて快楽に溺れきった表情、汗に濡れた髪、勃起しきった乳首――そして、弄り回される肉芽。両側を人差し指と薬指で押さえられ、すっかり露頭した赤い先端が、高尾の中指の腹でゆっくりと転がされている。時折、秘裂から溢れる熱い樹液を指にすくい取られ、肉芽に塗り付けられる。由梨恵の秘部は溢れた蜜で淫らに煌めいている。
     由梨恵は高く細い声で啼きながら、時折喘ぎを切羽詰まらせてる。身体の芯はとっくに燃え盛っているにもかかわらず、高尾がわざと手加減している。このため、体内の迸りは爆ぜることを許されないのだ。
    (やだ、感じちゃう……)
     由梨恵は胡座縛りの身体を捩らせた。熱く粘り気のある滴がショーツの底を汚しているのを自覚していた。ローターは乳首を着実に責め上げてくる中、自らの痴態を見せ付けられているのだ。感じやすい身体がはかばかしい反応を示さないはずはない。
    「あん、ダメ、それダメっ!」
    「そう言いながら、ズブズブ呑み込んでいくよ。キュッと締め付けちゃって、相手が童貞ならすぐ逝っちゃうかもな」
     画面の中で、高尾は嗤いながら中指を蜜壺に抽送し始めていた。
    「気持ちいい……。キスして、高尾さん、キスを……」
     由梨恵が叫びながら顔を背後の高尾に押し付けている。高尾がそれに応じて唇に舌を差し入れると、由梨恵はそれを吸いしゃぶる。その間、蜜壺への指の抽送は止まっていた。やがて唇を振りほどくと、由梨恵は哀願を始めた。指を呑み込んだ腰を前後に揺さぶっている。
    「もう少しなのにっ……。指動かしてっ!」
    「ほら、こうすればいいのか?」
     抽送は再開されたが、動きは見るからに緩慢だった。
    「焦らさないで……。もっとぉ」
    「『逝かせてください』、だ」
    「逝かせてえっ! もう許してっ」
     指の抽送が激しくなった。由梨恵は眉を八の字にしながら、汗の浮かぶ顔を真っ赤にして中指を貪っていた。
    (あんな顔になるんだ……)
     口を半開きにし、視線を宙に彷徨わせた呆けた表情を晒しながら、画面の中の由梨恵は無心に快美感に浸りきっている。高尾にいいように弄ばれながら、腰を蠢かせ、腹を震わせている。転がされる乳首は極限まで勃起し、指を呑み込んだ股間からは恥ずかしい匂いが漂ってきそうだ。
    「もうダメっ、おかしくなるっ……。逝くっ、逝っちゃうぅ」
     顔を高尾の肩にもたれさせながら、由梨恵は緊縛された全身をのたうたせた。荒い息を吐く由梨恵の秘部に、今度はバイブが挿入された。
    「あん、もうイヤあ……」
     すると、食い入るように画面を見つめていた由梨恵は髪の毛を掴まれた。
    「香田由梨恵主演のAV、気に入ったみたいだな」
     風呂から上がった高尾が皮肉な笑みを浮かべていた。動画は止まり、テレビの電源が落とされた。
    「恥ずかしかったんだから……」
    「ホントにそうなのかな?」
     高尾は胡座縛りの縄だけをほどき、由梨恵を膝立ちにさせると、ショーツを一気に引き下げた。膝のあたりで絡まったショーツの底を広げながら、高尾は嗤った。
    「こんなに濡らしてるじゃないか」
     ショーツを両足首から抜き取り、濡れた舟底部分を由梨恵の鼻先に突き付けた。
    「見たくないっ」
    「自分が責められる姿を見て感じちゃったんだろ? 由梨恵はすっかり変態になっちゃったね」
     ショーツが丸められ、俯く由梨恵の口に突っ込まれた。白い手拭いで手早く猿轡を噛ませられる。
    「ぐうぅ……」
    「由梨恵のマン汁は美味しいだろ? これからどうしてやろうかな」
     ローターの振動子を外して乳首をひねり回しながら、高尾は嗤った。

    突り

     何か冷たく尖った物が淫裂をなぞる感覚に、朋香は呻いた。
    「ん……」
     思わず脚を閉じようとしたが、固い縄目に阻まれた。両膝の裏側に横に宛がわれた太い竹棒に縛り付けられているのだ。身体を捩ろうにも、厳重な後ろ手胸縄縛りの上半身を天井から伸びるフックに繋がれている。30半ばにしては贅肉が少なく均整の取れた朋香の身体は、薄桃色の長襦袢に包まれたまま人の字縛りにされているのだ。
    「まだ何もしてないよ。ここをこんなに尖らせちゃってどうしたのかな?」
    「いっ……」
     上橋の太い声とともに耳穴に息が吹きかけられる。嘲笑めいた言葉に反発しようとすると、充血した乳首に軽い痛みが走った。指先で弾かれたに違いない。朋香は黒い手拭いで目隠しされた顔を仰け反らせて喘いだ。視界を覆われる前に、密かに形の良さを誇る乳房が縄目に絞り出される無残な姿を鏡で見せられたのを思い出し、羞恥心が湧き上がってきた。
    「勃起した乳首をナメナメしてやるから、こいつをもっと楽しむんだ」
     ブチュッという音とともに乳首が根元から吸い上げられる。先端を舌先で舐め転がされる。それだけでも身体の芯が熱を帯びてくるのに、肉芽の周囲を細い物でつつき回される。背筋に電流が走るような錯覚に襲われる。
    「ああんっ!」
    「嫌いじゃなさそうだね、こういうの」
     肉芽が尖った物でこね回されているようだ。
    (針? 綿棒? 何なの、この感覚?)
     朋香は昂ぶりとともに湿った吐息を漏らしながら、的確に肉芽を刺激してくる物の正体に考えを巡らせた。その間にも、何やら細い物の動きは小刻みに速度を上げてきているようだ。断続的に舐め転がされる乳首の根元を甘噛みされる。肉芽と乳首に加えられる感覚に負け、熱い滴が太腿を伝い落ちるのを自覚した。その瞬間、朋香の体内で燻っていた炎が一気に燃え盛った。
    「ダメっ、気持ちいいっ!」
     意識せずとも腰が前後に揺れる。視界を遮られているのも相まって、50男の責めはいつもより直截的に性感を加熱させられている。
    「おっと、こんなんで逝っちゃったらつまんないよ」
     肉芽への刺激が遠のき、乳首からも唇が離れたようだ。その代わり耳たぶやわき腹が擽られ、首筋や背中に舌や唇が這わされる。露骨な焦らしだった。だが、それなりの男性経験を経たバツイチ女の身体は刺激に弱すぎた。
    「あんっ、意地悪しないで……」
    「どうしてほしいんだ?」
     次の瞬間、生臭い匂いが鼻を衝いた。
    「これ、朋香が漏らしたのだよ。オマ×コがこの熱いので溢れてる。イヤらしいなあ」
    「イヤっ、イヤっ」
     朋香は顔を背けたが、股間を上橋の指が彷徨ったかと思うと、再び生臭い匂いが鼻先に突き付けられる。唇に指が押し入ってくる。
    「おれの指がこんなに濡れちゃったよ。きちんと舐め取るんだ」
     羞恥に顔を火照らせながら、上橋の指に付着した自らの愛液を舐めていると、肉芽が柔らかい感触に包まれた。
    「ん……うぅふん」
     先ほどの細い物とは異なった感覚だった。
    (筆かしら……?)
     刺激は優しい。だが、筆先のような柔らかさに比べて異質に感じられた。上橋の筆責めで逝かされたことは何度かあるが、今の刺激は性感を昂ぶらせはするものの、勢いづかせるには弱すぎるように感じた。
    「あん……もっと……」
    「もっとこうしてほしいのか?」
     朋香はかぶりを振った。
    「こっちの方がいいんだな?」
     再び尖った物が肉芽に押し付けられた。根元の方を丹念に何度も軽く突かれた後、先端のあたりがこね回されるのが分かった。体内の感覚が急激にせり上がってくる。
    「ああ、気持ちいいっ! ダメっ、ダメになっちゃう……」
     朋香は顔を振り立てながら、不自由な身体を悶えさせた。乳首は噛まれ、舌で弾かれる。その間にも、肉芽への刺激はどんどん鋭くなり、思わず朋香は腰を前後させた。人の字縛りのため、刺激を逃がすことができず、その分昂ぶりが煮詰まるのが早い。身体の芯が沸騰する。
    「もう許してっ! 逝きそう……」
    「縛られてクリをチョコチョコ弄られただけで逝くのか? 恥ずかしい女だね」
    「ごめんなさいっ! ああん、逝かせて」
    「エッチだねえ」
     その瞬間、背筋が強い電流に貫かれた。
    「逝くっ……逝っちゃう! ああんっ」
     身体が勝手に痙攣した。足を踏ん張っているのが精一杯だ。唇の端から涎が垂れ落ちた。
     荒い息を吐きながら絶頂の余韻に浸っていると、目隠しが取り去られた。
    「こんなので逝かされちゃったんだよ、朋香は。度を超したスケベだよね?」
     髪の毛を掴まれ、目の前に突き付けられた物を目にした朋香は、得心がいくと同時に、羞恥心が再び湧き起こされた。それは梵天付きの耳かきだった。
    「これ、何に使う物?」
    「……耳掃除」
    「そうだ。これにローションを付けて、クリちゃんを掃除してやったのさ。そんなんで逝っちゃうなんて恥ずかしいよね?」
    「だって……」
    「朋香は耳かきでも逝っちゃうはしたない女ですって言いなさい」
     上橋は乳首を揉み転がしながらイヤらしく歪めた顔を朋香に向けた。
    「……朋香は耳かきで逝ってしまったはしたない女です……」
    「そんな女にはお仕置きだな」
    「許して……」
     朋香は上橋の視線から目を逸らした。

    放棄(「裏目」⑨)

     花菜子は覚悟を決めて井村の肉棒の先端に、恐る恐る唇を擦り付けた。赤黒い鬼頭ははかばかしい反応を示さない。それどころか、完全に勃起すらしていない。
    (わたしをあんなに嬲り者にしておきながら……)
     悔しさを覚えた。思い切って屹立の根元まで頬張り、顔を上下に動かす。臭いは思いのほか少なかった。上下運動をしばらく繰り返すと、井村の肉棒は次第に硬度を増してきた。
    「いい年して、大して上手くないな。男に奉仕させるばかりで、相手を気持よくさせようって気はなかったんだろう」
     反論しようと思ったが、当然ながら肉棒を口に咥えたままでは、声はくぐもるばかりで言葉にはならない。その上、井村の手が乳首を断続的に刺激してくる。細かいテクニックなど、使える状況にはなかった。
    「そういうときは、まず先端を舌でくすぐるんだよ」
     その言葉通り、井村の舌が花菜子の肉芽の先っぽで軽く振動した。
    「ふぐぐ……」
     井村のものを吐き出さなかったのは、花菜子の残り少ない意地のせいだったのかも知れない。振動はまだ続き、花菜子は腰を揺さぶって悶えた。
    「こうやって先の方を十分に刺激してから、根元を吸い込むんだ」
     ブチュッと粘膜と粘液が擦れ合う音を立てながら、井村は唇で肉芽を吸い上げた。
    「うぐぅ……」
     花菜子は思わず肉棒を吐き出した。肉芽は根元を井村の唇に吸われ、先端では舌がチロチロと小刻みに踊っている。
    「それ、止めてぇ……」
    「せっかくやり方を教えてやってるのに、止めてとは何だ? まさか、試合放棄するつもりじゃないだろうな。ほら、おれのチ×ポを早く咥えるんだ」
     井村は嗤うと、肉芽への口唇愛撫を再開し、鼻先を秘口の入り口に押し付ける。何とも言えぬ匂いが強まった花蜜が溢れ出ている。
    「ぐぐ、いひぃっ!」
    「何だか芳ばしくなってきたぞ、中崎先生の愛液。色も濃いし、さっきより量も増えてるぜ」
     花菜子の反応を実況中継しながら、井村は花蜜を舐め取り、その源泉に鼻先を強く擦りつける。
    「ああ、そんなにされると……」
    「口を離すんじゃない。おれを先に逝かさなきゃならないってこと、忘れたのか?」
     花菜子を叱責しながら、井村は肉芽の根元を軽く噛み、下に伸ばした手で両方の乳首を指先で転がす。
    「だって、あたしは口しか使えないのにっ。井村さんは口と手で責めてるんだもん、反則だわっ」
    「だから、それに負けないよう、中崎先生も口と舌を駆使すればいいんだよ」
     花菜子は悔しさを押し殺しながら、井村への奉仕に再度取りかかった。ほぼ完全に充血し、脈動している井村の肉棒の先にキスの雨を降らせ、亀頭と包皮を繋ぐ縫い目に何とか舌を這わせる。肉棒がピクピクと蠢いたのを確認すると、亀頭全体を唇でくるみ込み、舌先で尿道近くを愛撫した。
    「お、なかなか覚えがいいじゃないか。これで少しは勝負らしくなってきたかな」
     井村はあえて控えていた花菜子への攻撃をみたび開始した。肉芽を舐めすすり、左手で乳首を揉み、右手の中指を蜜壺に潜り込ませる。
    「あがぁ……。それ、卑怯よっ」
    「中崎先生が本気を出したなら、おれも対抗せざるを得ないんでね」
     蜜壺は中指の侵入を楽々と許してしまっている。浅瀬への焦らしは省略し、いきなり奥のポイントをリズミカルに叩き始めた。
    「奥にはこんなコリコリしたものがあるんだ、初めて知ったぜ。お、おサネちゃんを弄るとキュッと締まるんだな」
    「いやぁ、いやですっ!」
    「指一本で十分ってくらい、中は狭いんだな。並みの男だったら、入れただけでドピュ、だぜ」
    「言わないで……」
    「感度も締まりも良さそうなオマ×コだって褒めてるんだよ。素直に受け止めてほしいな」
     井村は中指の抽送を始めた。指を内部でグルグルと回して花菜子の悲鳴を搾り取り、奥の突起にバイブレーションを加える。かと思うと、入り口付近で小刻みな動きを繰り返し、花菜子を焦れったさに悶え泣きさせる。花菜子は井村の肉棒からすっかり口を離し、喘ぎ声を部屋全体に響かせている。
    「どうやら、勝負を諦めたようだな。試合放棄ってことで、このまま止めるか?」
    「そんな、イヤです……」
    「先に逝かされたら罰ゲームだぜ」
    「……」
     花菜子は黙り込んだ。指が再び奥を責め立てると、「あぁんんっ!」と喘ぎ声のオクターブを上げる。
    「ならば、こうしてやろう」
     井村は花菜子をシックスナインの姿勢から解放し、仰向けにさせた。腰の下に枕をあてがい、背中に敷かれる手首への圧力を和らげるとともに、溢れる花蜜と逆立った繊毛が目立つ秘裂がベッドから浮く。もう、はかばかしい抵抗はしない。そこへ、何度も侵入してきた指が蜜壺に挿入され、中の粘膜を擦り上げる。井村の口は、極限まで勃起しきった肉芽の根を絞り上げる。
    「ああん、ダメ、わたしダメになるぅ……」
    「とっくにダメになってるくせに、何を今さら」
     抽送の動きが激しくなる。体奥を散々に荒らし回られた挙げ句、乳首を噛まれた瞬間、全身を走り抜ける鋭い感覚に花菜子は身体を震わせた。鉤型に曲げられた中指が奥のポイントを突き上げると、感覚の爆発は避けられなかった。
    「あぁっ、逝く……。イヤ、イヤぁ……。いいいっ……!」
    「1回逝ったぐらいじゃ許さないぜ。こいつはどうだ?」
     後門に挿入されたままのローターが再び蠢き始めた。もちろん、肉芽や蜜壺への愛撫は激しさを維持している。
    「ああ、おかしくなっちゃうっ! お尻から響いてくるぅ……。あ、ダメダメ、また逝く、逝っちゃう、逝っちゃう……。許してぇ」
     勝負を放棄した女体は、呆気なく無様に陥落した。

    (続く)
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