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    ハンデ

    「今日は何回昇天するかな?」
     飯島の手がブラウスの上から乳房を撫で回すと、奈美は後ろ手に縛られた上半身を捩りながら小さな声で言った。
    「あんっ、意地悪……」
     背後に立った飯島が肩まで伸びた髪をかき分け、襟足に息を吹きかける。ほのかなシャンプーの香りが鼻腔をくすぐる。薄紫色のブラウスと紺のフレアスカート姿で緊縛され、リビングの天井から垂れ下がるチェーンブロックに繋がれている。金曜日の夜だというのに、勤務終了後すぐに私鉄ターミナル駅にある飯島のマンションを訪れると、シャワーを浴びる間もなく縛り上げられた。
     梅雨入り前の初夏の季節に入ったばかりだけに、奈美は自らの体臭が気になった。代謝の活発な20代半ばの女体が発する匂いを、10歳近く年上の飯島は密かに気に入っていた。
    「本当だね?」
     正面に回った飯島が、形よく尖った奈美の顎をつまみながら、黒目がちな瞳を見つめた。視線が逸らされた。
    「彼女は逝かないってさ。信じられるかね、そんなこと?」
     誰に向けて言っているのかと奈美が訝しんでいると、リビングの隣にある寝室の扉が開いた。
    「本当だったら面白いですね」
     男が顔を出した。
    「いやっ、何なの、その男の人? こんな格好見せないでっ」
    「今日はな、リアルなSMプレイを見学したいっていう友だちを招待したんだ。たまにはギャラリーがいるところでいじめられるのも悪くないだろう?」
     飯島は奈美の乳房を揉みながら嗤った。
    「はじめまして。あいにく、わたしだけじゃないんですよ、お嬢さん」
     男が言うと、続いて寝室を出てきた女が、興味深そうな表情で奈美の方に視線を向けている。奈美の口から言葉にならない悲鳴が噴き上がる。
    「紹介しよう、僕の友人の川崎君と、その彼女の梨菜さんだ」
    「わあ、ギッチギチに縛られちゃってる、凄いエッチ。この縛り方、プロ入ってるよね?」
     飯島と川崎に交互に顔を向けながら、梨菜は好奇心を抑えきれない様子で尋ねた。2人とも30前後のようだった。「中目黒系」とでも呼ばれる適度に洒落た服装に、現代風のルックス。顔立ちは和風に整っていながら、全体的に地味で清楚な奈美とは異なった人種だ。
    「縄ほどいてっ! あたし帰りますからっ」
     奈美は吊られた上半身を必死で捩ったが、身体に食い込む縄目の厳しさを思い知るだけだった。両手首を背中で固定した麻縄は胸の上下に食い込み、首の両側を通った縄は上下の胸縄の真ん中を締め上げている。ブラウスに包まれた乳房は大きく盛り上がり、悶えるたびにブラジャーの裏地に擦れる乳首が充血してくる。飯島が後ろからブラウスのボタンを外し始めた。
    「イヤですってばっ。お願い、許して……」
    「ふふっ、今日は何回聴けるかな、その『許して』ってセリフを? さ、奈美の綺麗なおっぱいを2人に見てもらおう」
    「脱がさないでっ」
     羞恥心の強い奈美が見せる反応としては、織り込み済みだった。人前で縛られているだけでも十分恥ずかしいのに、その格好で恥ずかしい部分を剥き出しにされるなど耐えられまい。まともに取り合おうとしない飯島に、川崎は心配げに訊いた。
    「だ、大丈夫なんですか? マジで嫌がってません?」
    「『イヤよイヤよも好きのうち』ってのは、正にこの娘のことだぜ」
    「でも、泣いちゃってますよ?」
     言葉とは裏腹に、梨菜は目を輝かせている。川崎よりよほど度胸が据わっているようだ。
    「なら、こうしよう。おれがこれから、この奈美の身体中を責める。ただし、服は脱がさないままだ。それでこの娘が逝かなかったら、悪いけど君たち2人にはそのまま帰ってもらう」
    「逝っちゃったらどうします?」
    「もちろん、全裸にして改めて縛り上げて、たっぷりSMショーを見物してもらうさ。日本橋の都銀窓口係、河合奈美25歳の主演でな」
    「いやあっ!」
     見知らぬ男女の前に縄付き姿を晒した上、職業と年齢まで暴露され、奈美は悲鳴を上げた。週末に通い始めた陶芸サークルで出逢ったウエブディレクターを名乗る中年男とひょんなことから関係を持ってすぐに縛られた。その後現在まで数ヵ月の付き合いで、緊縛と色責めがもたらす強烈な快楽に溺れたことは自覚している。だが、それは2人きりの密室だからこそ味わえる愉悦だ。他人にSM関係を暴露された上、愛撫されるなど想像の埒外だった。
    「だからさ、感じなきゃいいんだよ、何をされても。ま、このままじゃ君はあまりに不利だから、ハンデをやろう。おれはバイブとか電マは使わない。それでどうだ?」
    「そんな……」
    「それでも嫌がるんなら、このままひん剥くぜ」
    「エロビデオみたいっすね」
    「ダメえ、そんなっ」
     奈美は顔を左右に振って泣き叫んだ。
    「それじゃ、このままおれの愛撫を受けるか? まだその方が、恥ずかしい姿を見られずに済む可能性があるぜ」
    「……分かりました」
     奈美は俯いた。緑色のジュエリーを埋め込んだペンダントが首から垂れる。その横を銀色の滴が通り、床に落ちた。
    「この娘の泣き方、いじらしいわね」
     奈美は上目遣いに、ちらりと梨菜を睨んだ。
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